古谷さん(大田原)の独活のおはなし2月25日(月曜日)
下野農園の前菜、「古谷さん(大田原)の独活~菜の花のソース~」に使われているのは室の中で真っ白に育てられました。
古谷さんの独活(ウド)は山菜独特のえぐみが少ないため生でも食べられます。
前菜では酢水にさらした風味豊かな生のウドと、生とは違った味わいが楽しめるさっくり衣で揚げたウドを彩りもきれいな菜の花ソースでお召し上がりいただいています。
独活(ウド)は「うどの大木」などと図体ばかり大きくて役に立たないもののたとえに使われますが、うどにもいろいろな有効成分が含まれています。
うどのは90%以上が水分ですが、「ジテルペン」「フラボノイド」「クロロゲン酸」などの有効成分が含まれています。
ジテルペンは、自律神経を調整する機能があり、精神の安定に役立つそうです。また、フラボノイドは「抗酸化物質」のひとつで老化やガンの予防効果などがあるとされています。他、クロロゲン酸もフラボノイドと同様に抗酸化物質で活性酸素を除去して細胞の老化を抑制するそうです。