十種類もの栗を栽培する栗のスペシャリスト 大山栗園 大山 一夫さん10月4日(木曜日)
益子町で父親の栗園を継いで今年で10年目を迎える大山さんは、銀寄(ぎんよせ)、筑波、石鎚、利平、紫峰など10種類ほどの栗を栽培・販売しています。
独学で勉強を積み重ね、試行錯誤を繰り返し、栗の栽培は剪定が最も重要との結論に達しました。最適な剪定を行うことにより、木の持っている能力を100%は出しきらずに、来年のために力を温存させることが重要なのです。
栗は収穫後、虫の入った栗や割れた栗を取り除くため、手作業で丹念に選別します。選別が終わった栗を保冷庫で2℃にして1カ月ほど寝かせると糖度が増し、ようやく売り物としての栗が完成します。
//一口メモ//
大山さんが一番美味しいと思う栗の食べ方は、「焼栗」です。作り方は ①栗の鬼皮の底部に包丁を入れる(入れないと、オーブンの中や出した直後に破裂する事があり危険です)②オーブンやオーブントースター又はフライパンに並べ、ふたをして焼く。アルミ箔に包んで石油ストーブの上でも手軽に焼けます。